遺伝的に長命(200年以上!)な人間と、相対的に短命な普通の人間が出てくるお話。前半は、長命の原因が遺伝以外の何らかの技術だと信じている短命人種が長命人種からありもしない秘密を引き出そうとして、長命人種は宇宙船を強奪して太陽系外へ脱出するまで。後半は、太陽系から脱出した長命人種が幾つかの地球型惑星の原住民と交流しながら宇宙をさまよい、最終的には地球に戻るまで。面白かったけど、前半だけで終わった方が切りが良かったと思う。原著は1958年発行で、日本では76年発行。台詞の訳がなんだか柔らかくて、内容よりそっちに惹かれたな。
投稿者: taichi
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今年最初のライブの予定
2/25(日)に弓射(古立+神田)で演奏します。Jean-Luc Guionnetというサックスの人と村山政二朗というドラムの人のデュオや、高橋幾郎のオシレータソロとの競演です。Jean-Luc GuionnetはIannis Xenakisの弟子だったらしいですよ。村山政二朗は不失者の最初のドラマーだったらしいですよ。会場名はわからないけれど、昔シアターキノがあった場所とのことでした。詳細はまた今度書きます。
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CD購入
- Squarepusher / Hello Everything
- Kirk Digiorgio / Planetary Folklore 2
- Hardfloor / Respect
Book Offで1000円以上のCDが全品300円引きだったので合計3000円ちょい。
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魚喃キリコ / ハルチン
四コマ漫画。各話は、髪形変えたとかいう程度のゆるい繋がりで時間軸は進行していくけれど、四コマなのでどっから読んでも問題ない。というわけでつい本棚から取り出して2,3ページだけ読みすぐに本棚に戻す。ということをちょくちょくやってしまう。いや、「やってしまう」と書いたが別に嫌なわけではない。これがblueとかstrawberry shortcakesになると「読むぞ」と気合を入れて読まなければならない気がして軽軽しく手に取れない。そういった意味では、ハルチン(主人公)の頭が軽そうなのと同様、ハルチン(単行本)も軽くて良いのです。
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信濃川日出雄 / fine.
アーティスト(絵描き)の人が主人公の漫画。どう読んでも漫画の世界なんだけれど、自称アーティストの人とかアーティストに憧れている(夢を見ている)人で、頭の中がこういう世界観になってるヤツいるなあと思った。特に、アマチュアでやってるけどいつかはメジャーになりたい的志向の人。この作者は、絵の上手さにすんごいムラがあって、さらに数ページとか数コマだけ絵のテイストががらっと変わってしまっている部分もあって、それが話の内容とは関係なく面白く感じたりもする。