休日出勤で引っ越し業者の荷物搬出を見守る。見守るだけのはずが、社長の荷物梱包が終わっていなくて手伝ったり細々した見逃されていたものを処理したりで結構疲れる。その後ベッシーホールへ行き歪曲巡礼。入ったときにやっていたC4 Blues Poem In The Bosomという人たちは鍵盤+ギター+パーカッション+ラップ/ポエトリーというような編成で、むりやり一言でまとめるとアンニュイダブな感じ。次がNORTH SMOKE ING aka N.O.R.T.H.C.’zという人たちで1DJ+3MC。割とベタなヒップホップだったように感じたけれど、ヒップホップの事は全くと言っていいほどわからないのでもしかしたら独特な部分もあったのかもしれない。3人で掛け合いのようにラップしてるのは楽しそうだなーと思った。次がMIC JACK PRODUCTION。2DJ+3MC。まずトラックがめちゃくちゃ良かった。ヒップホップにとどまらないというか、autechreも含めるくらいの広さでいうところのヒップホップというか。ウワモノに使ってる音が大分面白い。リリックはあまり聴き取れなかったけどラップも良かったす。優勝。次がTRIBE ROCK。1DJ+2MC。なんかこれも普通。MC二人が見つめ合ってラップしてるところは絵的に面白かった。最後がShing02。ドラム+バイオリン+鍵盤+DJ+MC。バンド編成のヒップホップというとThe Rootsとかか。や、The Rootsは聴いたこと無いんで比べるつもりは全くないんですけども。ファンだからということもあって基本的には楽しかったんだけど、前半に歪曲からの曲をやって、後半にLove (sic)とかをやり、最後の曲が400だったのは、なんかそれで良いんだろうかと思ってしまった。歪曲巡礼なのに最後が400でいいの?みたいなモヤモヤ感。高橋と一風堂でラーメンを食べて帰宅。
投稿者: taichi
-
2008.07.04
会社の移転準備で段ボールに書類を詰めたり機械類をプチプチで巻いたりして一日が終わる。普段の仕事と違うからちょっとテンション高かった。
-
2008.06.30 (They Live) In C vol.4
塁君企画vol.4はPlastic TheaterでAcid Mothers Templeのメンバーの別ユニットを中心に。塁君は客入りと転換の短い時間に二回演奏。なにかをフィードバックさせながらギターを弾きテープに録音したネタをコラージュするような。一番目(?)はGOMNUPERS。初めて見たけど割と好きだな。一曲目の前半が淡々と展開もほとんどなくドゥームメタルっていうのかsunn o)))みたいな重いギターとベースとドラムで特に良かった。演奏している姿も基本的にはほとんど動かなくてなんか良い。積極的に見に行くほどではないけど機会があればまた見たい感じ。二番目がBAMU。ブースの中で演奏していたから何をしていたか全くわからないけど多分いつものMS-20とMS-10中心だと思う。BAMUの演奏は動きをつけることに主眼を置いているように感じる。持続音を鳴らしていてもその中では動きが止まっていないというか、ドローンにはならない。あと、低音をゴリッと出せる環境=クラブ=今回の会場でやった方が合ってると思った。三番目が田畑満ソロ。Acid Mothers Templeではベースを弾いてたけどソロではギター。コンパクトエフェクターで自分の演奏をループさせたりドンカマ鳴らしたり歌ったり、なんかウッドペッカーとかトム&ジェリーみたいな印象。せわしなくコミカル。おもろい。四番目が志村浩二+田畑満+高橋幾郎+東洋之。Acid Mothers Templeのシンセの人(仙人)はそのままシンセ、ドラムの人がベース+ボーカル、ベースの人はギター、幾郎さんがドラム。AMTとは違うんだけどやっぱりサイケでちょっとブルージーって表現でいいんだろうか。ボキャ貧なのでわからんですが、決して好みじゃないのに楽しませるのはすごいと思う。あと幾郎さんが気合い入ってるように見えて、ちょっと意味不明だけど嬉しくなった。見に来て良かったーとか思いながら見てた。最後が光宙★魔呼斗。これはAcid Mothers Templeの縮小版という感じがした。つまり一曲が長くて(一曲しか演奏していない)楽しかったということですが、ドラムとギターだけになると演奏の上手さがわかりやすく表に出ていたように思う。2時間とか余裕で楽しませられるくらいだから上手くて当然なような気もするけど。この日も結構な大音量でさらに次の日に耳鳴りが引き継がれた。
-
2008.06.29 (They Live) In C vol.3
神谷とイエローでカレーを食べてからカウンターアクションへ行く。一番目がモスマンモスマン。じゃなくてサバイバルマン。いつのまにかベースが入っていてドラムがいなくなっていて高橋君はサンプラーを使わなくなっていた。終始ギターが爆音で中域を埋め尽くしていて、カウンターアクションは中域が強くて、つまりギター以外の音があまり聴こえなかったのだけど、返しではシーケンスも結構聴こえていたのだろうか。トヘゾーさんは自分で鳴らしているビートに合わせて揺れていた。ちょっと一本調子過ぎる感じがしたのもあって、ドッドドのときの方が良かったように思う。二番目が角煮で、尾崎がベース、前田さんがドラム。演奏技術がどうこういう音楽じゃないとはいえ、今までと楽器が変わっているのにちゃんと角煮だったのは結構すごいんじゃなかろうか。歌やパフォーマンスだけで角煮になるわけでもなし。二人とも今回の楽器が上手いわけでもなし。角煮の本質みたいなのを掴んでるんだろうなー。三番目がqodibopで、前半がシーケンス多めで打ち込みバンドっぽい感じで、後半がシーケンス少なめというかほぼ無しでよりバンドっぽい感じ。なんとなく、最近のqoはちょっとずらすのが好きなんじゃないかという気がする。タイミングをちょっとずらす。音の組み合わせをちょっとずらす。ずれたところから広がる。みたいな。最後がAcid Mother Temple & The Cosmic Inferno。音の大きいサイケ?ジャム?バンド。まず見た目が仙人みたいな白髪の長髪+白ヒゲのシンセの人にやられる。悟りを開いてるような風貌で鳴らす音はサイケデリックで、テリー・ライリーもこんな人なんかなーとぼんやり思う。ほかのメンバーもキャッチーな見た目だったけど割愛。演奏としては、一曲3〜40分くらいの部分部分はミニマルで全体としてはかなり展開して行ってハマる感じ。というか仙人が楽しそうにサイケな音を数十分も演奏してたら惹き込まれるのは仕方ない。アシッドでコズミックすぎて次の日は耳鳴りが消えなかった。音源で聴くかっつうとまず聴かないけどライブは楽し過ぎる。