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  • Stephan Mathieu + Janek Schaefer / Hidden Name

    フィールドレコーディングというか、ジャケット写真のイメージどおりの風景の音。仄かにDSPされた跡もあるけれど、とても優しい音ばかりです。環境に溶け込んでしまって、聴いていることを忘れてしまうくらい。

  • Keiichiro Shibuya + Norbert Moslang + Toshimaru Nakamura / ATAK008


    ATAK008の元になったライブの映像がYoutubeで見れるのだけど、渋谷慶一郎は頬杖つきながらラップトップ、norbert moslangは電球かフラッシュのような何か、中村としまるはギターのフィードバックで演奏しているっぽい。というのは、映像で見ても顔がアップになったりして実際何やってるのか良くわからないのです。とりあえずCDで音だけ聴く分には非常にカッコよろしいです。ひとつひとつの音が強いのと、誰がどの音を出しているのかわからない瞬間が多いところが好き。ライブ以外にそれぞれのソロ曲も収録されていて、norbert moslangの曲がめちゃくちゃ良い。meddleで試聴しているときにmegoっぽい音だなーと思っていたのだけど、norbertのサイトを見たら元voice crackと書いてあってものすごい勢いで納得できた。あ、でも、mego感だけでいえば、norbertソロよりも三人のライブの方が強い気がする。

  • kaosspad2内蔵ギター

    ボディにカオスパッドのタッチパッド部分を埋め込んでるギター。丁寧に改造手順まで公開しているので、ギタリストの人は型落ちで安くなっているカオスパッド2を買ってくればいいんじゃないかと思う。

    (さらに…)

  • アンビエント・ファインダビリティ


    めちゃめちゃ広範囲に渡る内容を持っていて一言で何の本とは言いにくい。主には情報検索というか、情報の見つけやすさについて書かれている本だと言えると思う。SEOの参考になるかと思って買ったのだけど、SEOにはそんなに役に立たないかもしれない。や、でも、SEOとは全然関係なくとても面白い本で、色々ヒントになったというか興味の対象を増やしてくれた。インターネットそのものについて考える入り口としてお勧めです。

  • Poul Anderson / TAU ZERO


    宇宙船が亜光速で飛んでるときにブレーキ壊れちゃってさあどうしよう、というお話。地球から飛び出したは良いけど、外部との連絡は一切取れないし、地球に戻る手段も無いし、という部分はディアスポラと似ているかもしれない。こちらのタウ・ゼロでは終始一貫して通常の人間がなんとか知恵を絞って現実と戦いつづけるのでディアスポラよりは読みやすいです。まあでも、いくら止まれないからって際限なく加速し続けて宇宙の収縮・再膨張すら乗り越えてしまうというのは荒唐無稽すぎる。さすがSF。ぞくぞくした。これが1970年に書かれていたというのもすごいなあという気がする。全く古さを感じさせない。