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  • 魚喃キリコ / ハルチン

    ハルチン
    ハルチン
    魚喃 キリコ
    マガジンハウス

    単行本


    四コマ漫画。各話は、髪形変えたとかいう程度のゆるい繋がりで時間軸は進行していくけれど、四コマなのでどっから読んでも問題ない。というわけでつい本棚から取り出して2,3ページだけ読みすぐに本棚に戻す。ということをちょくちょくやってしまう。いや、「やってしまう」と書いたが別に嫌なわけではない。これがblueとかstrawberry shortcakesになると「読むぞ」と気合を入れて読まなければならない気がして軽軽しく手に取れない。そういった意味では、ハルチン(主人公)の頭が軽そうなのと同様、ハルチン(単行本)も軽くて良いのです。

  • 信濃川日出雄 / fine.

    Fine. (1)
    Fine. (1)
    信濃川 日出雄
    小学館

    コミック


    Fine. 2 (2)
    Fine. 2 (2)
    信濃川 日出雄
    小学館

    コミック


    Fine. 3 (3)
    Fine. 3 (3)
    信濃川 日出雄
    小学館

    コミック


    アーティスト(絵描き)の人が主人公の漫画。どう読んでも漫画の世界なんだけれど、自称アーティストの人とかアーティストに憧れている(夢を見ている)人で、頭の中がこういう世界観になってるヤツいるなあと思った。特に、アマチュアでやってるけどいつかはメジャーになりたい的志向の人。この作者は、絵の上手さにすんごいムラがあって、さらに数ページとか数コマだけ絵のテイストががらっと変わってしまっている部分もあって、それが話の内容とは関係なく面白く感じたりもする。

  • Adwords関連本

    Googleアドワーズ&アナリティクス活用テクニック
    Googleアドワーズ&アナリティクス活用テクニック
    永松 貴光
    翔泳社

    単行本(ソフトカバー)


    Analyticsはとても便利です。色々な角度からサイトのアクセスを検証できます。Adwordsと連携取れるのも便利。とはいっても、マーケティングそのものの経験が無いのであんま役立てられてないんですけどね……。

  • 小川一水 / 老ヴォールの惑星

    老ヴォールの惑星
    老ヴォールの惑星
    小川 一水
    早川書房

    文庫


    イーガンをあらかた読んでしまったので、次は日本人作家のSFを読んでみよう。ということでamazonの書評を参考に買ってみた一冊。これまた短編集ですね。収録されている四編ともはずれなし。「漂った男」の最後の短い一文を読んだときは軽く震えたなあ。十年以上も一人で海を漂いつづけるなんて普通の精神力じゃ無理だよ。この人の書く話は細かい設定と大きな流れと両方のバランスが良くてとても読みやすいと思う。

  • 飛浩隆 / 象られた力

    象られた力
    象られた力
    飛 浩隆
    早川書房

    文庫


    短編集。どう考えても表題作「象られた力」が飛びぬけて面白い。言霊のように図形が力を持つという設定で、最後はその図形の力が暴走してしまうというお話。何人かの登場人物の視点を入れ替えながら時系列を追っていく書き方も効果的だと思う。「象られた力」以外の収録作は正直なところファンタジー的要素が強すぎる感じがしてそこまでぐっとこなかったけれど決して面白くないわけではない。