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  • op.disc showcase "hub"

    代官山UNITはとても音が良くて軽く感動した。キックの形とか音の定位が目に見えそうなくらい。キヤマアキコのライブは男気あふれてて非常に格好良かった。一音一音が強い。半野のライブでは女子の黄色い声援が飛んでいたのが意味不明で面白かった。演奏は上手いんだけど、上手すぎて物足りない感じ。青木タカマサのときは前に行ったんだけど、これが失敗。前に行くと音が歪んで聴こえる。いくらファンだからといって、ちゃんとした音で聴こえないと楽しめない。というわけでもなく、演奏中の顔を見るとか近いなりの楽しみ方は出来た。ほか、ditchとnapのライブもあったのだけど、どっちがどっちだかわからない。どちらも若い感じというか色々はっちゃけてる感じで面白かった。DJではフミヤもヨシキも良かったんだけど、saloonでやってたkarafuto名義のDJが最高。うまく説明できないけど選曲とか流れの作り方、展開が完璧だった。これだけのメンツで3000円てのはやっぱり東京すごいな。

  • soso cafe

    soso cafeでSTNWこと近藤君が出るイベントを観に行く。最初に演奏した外人さんは若干raster-notonぽい雰囲気もあるビートものでなかなか良かったが、なにせsoso cafeなので誰も踊らない。もったいないなー。勢いでCDを買ってジャケットから名前を知ったのだけど、UWE HAASはウエハースと読んでいいのだろうか。次に演奏した日本人(mjuc)は、クラブミュージック的なCM音楽に聴こえてあまりぐっとこない。あ、でも一番最後にやった曲はアッパーなパルス系でかなり良かった。最後がSTNW。彼の曲は全然悪くないんだけど、スクラッチやらMPCの叩き方がワンパターンに聴こえるのが惜しい。映像はいかにもなVJ素材っぽいんだけど地味にテクスチャーに気を使ってそうな感じがした。あと色使いが派手で目が疲れた。

  • words

    二日連続で近美。早めに行って展示を観てみたら、ぐっときたのが一枚の絵のテクスチャーのみという惨憺たる状況。余裕を持ってwordsの一時間半前に行ったのに、ゆっくり観ても15分で充分な感じ。あまりにも腹立たしくて神田と河口君とカレーを食いに行った。神田は展示に対する腹立たしさからチキンカレーにトンカツをトッピングしていたが、「ソースのかかっていないトンカツは油がダイレクトに来る」とかなんとか言って半分くらいでかなり辛そうにしていた。近美に戻ってwords、と思ったら昨日に続いてまたスタートが押していた。いやー今回の一連のイベントの主催者達は本当に仕切りが上手い。焦らすことで出演者の酷さをごまかす作戦だったんだね!残念ながらそんな作戦ではどうにもならないくらい酷いものが連続で出てきてぐったりした。酷いもの続きの後だったせいで、相対的に高橋の演奏が素晴らしく輝いて聴こえた。や、普通に良かった。以前とは比べ物にならないくらい落ち着きがあって安心して聴けたのが少し残念なくらいか。最後、瀬尾さんとwords主催者のデュオ。一年ぶりくらいに聴いた瀬尾さんの演奏は緩急のつけ方がとても上手かった。本来は主催者の言葉がメインのはずなんだけど、どう考えても瀬尾さんの演奏が真中にあった。高橋と瀬尾さんがいなかったらやばかったわー。やばいといえば、各出演者の間に流れるSEが全てフュージョンだったこと、出演者紹介のテロップではコンテンポラリーなブラック/ミュージックが数小節だけ流れたこと、そしてそれらの音楽が前日のmix max musicよりも何倍も大きな音量だったことも何だか腹立たしかった。結局腹立たしいので、さっきカレーを食べたばかりの三人に高橋、神谷、外山を加えた六人でデストロイヤーにカレーを食いに行った。一日に二食もカレーを食うもんじゃない。日曜スペシャルは美味しかったんだけど、通常のコンディションで食べていたらもっと美味しく食べられただろうに。もったいない。

  • mix max music

    札幌駅で宇波さんを見送ってから近美へ移動。近美に着くまでは神谷の演奏の終わりに間に合うかどうかと思っていたけど、かなり押していたらしく余裕で間に合った。

    会場(近美の講堂)に入ったらマイクジャックがやってるところだったのだけど、あまりにも音が小さくてスカスカで(普通の講演会で使う会場PAを、講演会で使うにしても小さ目と思える音量で鳴らしていた)、客はみんな座っていてピクリともせず(講堂だから座る以外どうしようもない)、非常に痛々しい雰囲気だった。あのイベントにマイクジャックを呼ぶならもっとまともなPAを用意するか、そもそもマイクジャックを呼ぶべきではなかったのではないだろうか。主催者は何を考えていたんだろう。

    寒々しい空気のままマイクジャックが終わって神谷。フィールドレコーディング素材やカリンバの演奏をコンピュータでまとめていった始まり方はとても良かった。出音も中高域寄りで、へぼPAでできる限りの対応をしていたように思う。全体的に良かったのだけど、サックスでメロディ吹かなければもっと良かったのに。

    イベントの最初から居た人の話によるとsofhesoがそれはそれは良かったらしく若干悔しい思いをしたが、おそらくレコ屋巡りの方が楽しかったので問題ない。イエローでカレーを食べてメドルへ寄って帰宅。

  • 宇波拓とレコ屋巡り

    神田と河口君と俺の三人で宇波さんをいろいろレコード屋に案内する。ドミニカが入っているビル(ハンズ横)の三階にあるクラシック専門店のエコーズ、プログレ専門店(?)サードイアー、変な店オトガクを回った。

    エコーズは、札幌に住んでるのに宇波さんに連れて行かれるまで存在すら知らなかったなあ。冨田勲の惑星を200円で入手。これは嬉しい。他にもブーレーズ指揮のストラヴィンスキー「火の鳥」や、伊福部昭、一柳慧の参加しているコンピ、松平頼暁の参加しているコンピなどを購入。宇波さんしか見ていないが、店に入ったとき店主のおっさんは床で寝袋で寝ていたらしい。なぜか店のおっさんにコーヒーを振舞われたりして一時間ほど滞在。おかしな店だった。

    エコーズに長居した分サードイアーはあっさり。なんだか店内が綺麗過ぎて普通のCD屋みたいだった。ポポルブーがたくさんあったのはさすがだなあとちょっと思ったけど何も購入せず。

    大通りから麻生へ移動してオトガクへ。宇波さんとエビナさんの会話が面白すぎて笑い死ぬかと思った。宇波さんがヤフオクで東欧のプログレを落札したら出品者が角田さんだった、とか。二人の会話は盛り上がりすぎて飛行機の時間ぎりぎりに店を出発。ちなみにオトガクではraster-notonの20to2000シリーズを三枚とφ+notoの10インチを購入してしまった。明らかに買いすぎ。

    札幌駅の改札で見送って終了。我々三人だけは宇波拓2デイズみたいでとても楽しかった。宇波さんも札幌のレコ屋は熱いと言っていてかなりの散財っぷりだった。