• weird-meddle midnight series vol.8

    鼓動タカナリ

    ラジオとサンプラーのデュオ。チューニングをいじってリアルタイム・コラージュみたいになるのかと思ったら、結構ゆっくりした演奏だった。前半は鼓動君のソロだったので、サンプラーの人は全く動かずややうつむき加減で座ってた姿がシュール。後半、フィードバックさせたような音をラジオで出していたけどどうやっていたんだろう。アンテナを振り回してる姿が音と相まってとても格好良かった。最後はサンプラーの人のネタが切れた時点で止めたほうが綺麗に終われたと思う。

    folkspoon

    ラップトップのみ。MIDIキーボードもあったけど一切手を触れなかった。なんのために持ってきたんだろう。音としては、80年代的なシンセの音色、牧歌的で調子はずれなフレーズ、スカスカなビートで、なんとものどかな音楽だった。もうちょっと長く聴きたかったです。

    Corde a vide

    ギターデュオ。アンプ三台。ドローン。ふわーっと気持ち良くて寝そうだった。意図せずどこかから混線したラジオの中国語講座が良いアクセントになっていたと思う。とにかく気持ち良かったから、他に書くこと無いや。

    そのた

    会場の準備はいつもよりも早く終わっていたはずなのにリハが押した。ごめんなさい。

    出演者のみなさんがそれぞれにお客さんを呼んでくれたので、結構な人数に来てもらえて良かったです。多分、初めてこのイベントに来たという人がわりかし多かったように思う。これが繋がっていけばいいなあ。

  • 42eb4e4545936-200507301848-small.jpg
    モエレ沼公園の水路の傍にあった看板。毛が抜けて水が汚れるからなのかな。この時は全く水無かったけど。

    犬の散歩してる人がたくさん居たけど、モエレ沼公園から徒歩圏内に家はそんなに無いわけで、となるとわざわざ車で連れてきて散歩してるって事なんですかね。お犬様ですね。

  • 流行するポップアート

    道立近代美術館で見てきた。ポップアートってアメリカでのムーブメント(ウォーホルとかバスキア)だと思ってたけど、展示されてる作品の半分くらいはヨーロッパのものだったのが意外。事前に想像していたような作品はアメリカのものに多かったけど、良かったと思う作品はヨーロッパのものに多かったな。中でもイブ・クラインという人の彫刻がとても綺麗な色で良かった。クラインさん自ら開発したインターナショナル・クライン・ブルーという色らしい。本当に綺麗な色。あとはリクテンスタインの作品と、そのリクテンスタインの模倣・応用をしたスターティヴァントという人の作品が良かった。やっぱり俺はミニマルなのが好きらしい。

  • 宇仁田ゆみ / よにんぐらし1


    四歳の女の子と二歳(くらい?)の男の子がいる四人家族のお話。よにんぐらし。特別なことなんて何も起こらない、良い意味で地味な作品だと思う。宇仁田ゆみの描く漫画にしては、話が出来すぎてるような感じもあまりしない。まあ、登場人物の設定が野生児気味なのは、完璧に作者の趣味だろうけど。スキマスキのヘイサクもそうだし、トリバコハウスの鎌谷もそうだし、マニマニの北森も(見た目は)そうだし。タイトルを信じるならこれは一巻ということなので、このまま地味に続いていって欲しいです。

  • 宇仁田ゆみ / ゆくゆく


    トリバコハウスの主要登場人物それぞれを主役とした短編集。時間的にはトリバコハウスから数年後の話です。フィールヤングで全部読んでたから、特に新鮮な気持ちは無いんだけど、ダイキの話が良かったな。自分では男らしさが無いとコンプレックスを感じているけれど、理解してくれる人にはきちんと男らしい部分を理解してもらえるってのが良い。同じことはキンポの話に出てくる女の子にも言えるのだけど、なんか、自分も割とコンプレックスの塊なので、単純に羨ましいと思った。まあでも、ああいうのは漫画だから話が出来すぎてるのであって、現実にあんな話はなかなか無いだろうな。あと、俺は男だから、もちろん男の視点で読んでるわけで、女の人はこの漫画をどういう風に読むのか聞いてみたい。全然違う感じ方をしてるんだろうな。