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2008.06.14

北24条から空港バスに乗り千歳へ向かう。高速に乗るまでは普通の路線バスの停留所にも何カ所か停まり、普通の路線バスと間違えて乗ろうとするおばちゃんが数人いて、その度に運転手が「千歳空港行きですよ」と確認していた。千歳空港では神田家へのお土産として鮭トバを買う。二枚におろして切れ目だけ入れてそのまま干したと思しき、良くあるスティック状の鮭トバの両端に頭と尾が残っていて繋がっているという見た目のインパクト重視で選択。実際これは受けたので良かった。神田もこれはお土産として使えると思ったのか「これいくら?」と普通に聞かれたのだけど、お土産を渡した相手に金額を教えていいもんなんだろうか。たしか2,000円いくかいかないかくらいだったと思います。前の便の到着が遅れたために我々の便の出発も玉突き的に遅れ、羽田の着陸許可もなかなか出なくてぐるぐる回って、結局定刻の30分遅れで到着。京急で品川まで行き山手線に乗り換え、代々木で総武線に乗り換えるはずが降りれなくて新宿で降りる。人力駅探=神田の助けで新宿も総武線が通っていることがわかり、総武線で千駄ヶ谷へ向かう。駅で神田と合流しループラインへ。途中の会話「神谷は来ないの?」「なんか別のイベント行ってるみたい」「なんの?」「カタカナだったからなんか外人の」「いや、カタカナだからって日本人のユニット名かもしれないよ」「いや、カタカナ2つだったから外人だって」「ああ、ドラゴンアッシュとかね」「そうそう、あいつ(ふるやけんじ)二重だから」。あとで確認したところ、神谷はスーパーデラックスにクリストファーウィリッツを見に行っていたようで、たしかに外人だった。ループラインで河野さんと札幌が寒いのか東京が暑いのかなどどうでもいい話をする。展示をしている人(名前失念)が展示物を一つ一つ説明して実演して回る。一本のテープを2つのレコーダーに通して、それぞれのレコーダーからスピーカーに出力、スピーカーのすぐ上にスネアを置いて響き線に共鳴させるやつが好きだった。おそらくテープの内容はスネアを演奏したもので、小さなスピーカーでは録音されたスネアのアタックしか鳴らせない=スピーカーの上にあるスネアの響き線に対するトリガーとして機能する。一本のテープが2つのレコーダーで共有されているので、2つのスネアは時間のずれを伴って同じシーケンスを鳴らす。かといえばそうでもなくて、レコーダーの機種が違うとか経年劣化とかたぶん色々合ってテープスピードが一致していないせいで同じなんだけど同じではないような聴こえ方がする。というあたりが面白かった。河野さんとaenさんのデュオは、aenさんが音を止めて終わる雰囲気になったのを河野さんが終わったと判断してテレコを止めたところからaenさんがそこまでの演奏の録音を再生して続行した後の河野さんの焦っている感じがわかりやすくて面白かった。俺は、焦った後というか想定していない事が起きた後にどう対応していくかを見るのが好きなんだと思う。ハタノさんというチェロ弾き語りの女性は、やりたい事と演奏技術が釣り合っていないように感じてほとんど楽しめなかった。ところどころ音を外したりしていたのが「味」として良い方向に作用する音楽であれば良かったんだけど。展示をしている人(名前失念)は、テープ+レコーダー+スピーカー+スネアの展示物と自身が演奏するスネアで共演するようなのはそれなりに面白かったと思う。スネアばっかりの状況とか。その後のギター弾き語り、ハタノさんとのデュオはそうでもない。あ、でも歌に感情がこもっていなさそうなところは悪くなかったのかもしれない。終了後aenさんと河野さんと少し話してループラインを出る。中目黒で神谷と合流してファミレス的な定食屋へ行くと、水が不味い。ナチュラルローソンに寄って神田家に行き少しマンガを読んでから寝る。