予想外に20人近くもお客さんが来てくれて嬉しかったです。どうもありがとうございます。6月にまた同じメンツで初夏の音楽祭をやります。**の音楽祭は、定期的に同じメンツで演奏を繰り返していく中で、それぞれの変化を見ていこうというシリーズ企画です。できれば三年は続けたいと思ってますが、転勤とかで途中で終わることもありそう。少なくとも今年度中は続けるので、また次回以降も観に来てくれると嬉しいです。
最初は河口君。ギタードローンで気持ち良かったのだけど、自分の演奏前だから緊張してて楽しむ余裕があんまり無かった。イベント終了後に秋庭さんが言っていた通り、ある程度音量出したほうが良かったかもしれない。
次が俺。シールド以外はミキサー一台しか使わないという、自分でも初めてのミニマムなセットで演奏した。最近ミキサーが壊れつつあるのか、ボディを叩いたり押し込んだりすると音が変わるようになったので、こりゃアコースティック楽器みたいだ、と楽しくなってこんなミニマムなセットで演奏することにしたわけです。普通にフィードバックさせたときの音も変わってきていて、まだまだミキサーでやること・やれることが沢山ありそう。聴いていた人がどう感じたかわからないけど、個人的には収穫の多い演奏だった。
最後は神田。今回お客さんに一番観てもらいたかったのが神田の演奏。竹串にスーパーボールを刺したものでベースのボディや弦を擦ったり叩いたり、eボウで振動させた弦の上に木片を置いたり石を置いたり鉄板を置いたり。あれ以外にも隠している奏法がまだまだあるはずで、ほんと神田の演奏は観てて飽きない。ただ、純粋に音だけ聴いて楽しめるかというと、それは厳しいかもしれない。弦の上に載っているのが木片なのか石なのかを認識した上で、響きの違いを聴くような楽しみ方になるので、ライブじゃないと。奏法の説明書きがあれば録音物で聴いても大丈夫かな。
余談ですが、リハ前に行ったカレー屋で電気グルーヴのVOXXXが流れてて、三人で「死者の書片手に待ってます」だの「出ました出ました出ましただだだだだだだ大魔大魔大魔大魔人」だの「菊地桃子に憧れてこの奴隷農場にやってきました」だの「ハロニチハー」だの「トランスマスターけんちゃん」だの大騒ぎした後の演奏でした。エジソン電。
「春の音楽祭」への2件の返信
エジソン「電」な。どうでもいいけど。
音より見た目が面白くなっちゃうのが僕の今の悩みなのです。できたら音楽家になりたい。
直したぜ。恥ずかしいぜ。
見た目が面白いのはいいことじゃないか。なにやってんだ?っていう興味を惹き付けるのはライブでは重要だと思うけどな。「なんかわかんないけどベースに木の板とか鉄板とか石をのっける人」っていう説明されたら普通は気になって観に行くと思うよ。