今日は河口君について。彼の演奏は空間系エフェクトを多用していて、時間軸を引き伸ばしたような感覚があります。前回の音楽祭では、それぞれ別のエフェクタを通して複数のアンプを鳴らしていて、空間の中でうごめくような立体的なドローンが素敵でした。涼しいところで聴きたい。ただ、少し残念なのは、持続すること・変化しないことに対する迷いのようなものが音に感じられること。これでいいのかなあ?と醒めているというんでしょうか。自信というか突き抜け感があればもっといいのになあと思ってしまいます。
というわけで、ピッキング回数が少ないという意味ではかなり無音派に近い河口君も出演する夏の音楽祭の告知です。今週末13日の日曜日、夜10時から。狸小路と創成河が交わるあたりの、タピオカ・ドリンク屋の隣にあるweird-meddle recordで。入場料500円となっております。ぜひぜひお越しくださいませ。