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wrong movements 6

RATNを観てきましたよ。どの出演者もとても良かったです。個人的には、リョウアライのソロが最高でした。

会場に入ったときは一番目の人が丁度終わるところで、実際観たのは二番目からでした。その二番目、元minus harmonic nilの女性担当の方のソロ、moskitoo。可愛い感じもありつつ、ちょっと痛い音も入りつつ、みたいなありがちな歌ものエレクトロニカで、聴きやすかったです。歌そのものは全然聴こえませんでしたけど。

次がピロピロスパンコール。なんか、ダウナーな曲ばかりであまり盛り上がらず。前回、円盤企画で観たときみたいに、おおげさなアクションとかが無いと楽しめないのかも。やってる本人達もテンション低そうで、なんだかなあ、と思いました。

ON+NO。相変わらずカッコよろしい音楽でした。彼の音は、レーベルで言ったらraster-notonですね。ボイスで女の人が参加してたけど、もともとのトラックにもその人のと思われるボイスが入っていたのがちょっと不思議。いなくても良かったんじゃ…。

RATN。カラオケの上で、アライさんがドラムスティックでハンドソニックを叩き、ツジコさんは歌。あともう一回だけで始まるのは反則じゃないかと思ったけど、CDの曲順でも一番最初だからそうでもないかも。ツジコさんは歌うまいというのかわからないけど、CDとほとんど同じ歌い方。アライさんが叩いてるリズムの方がライブ感あった気がします。

ツジコソロ。ラップトップ・ノイズ、歌。mego。さすがにmegoからリリースする人は違うな、と感じさせるような鋭い演奏でした。時間は短かったけど、緊張感はこの日一番。曲の途中でトラックを止めてしまって、「あっ」と言った瞬間は笑いが広がりましたけど。

リョウアライソロ。基本的にはCDJで自分の曲をかけて、カオスパッドをいじったり、スクラッチを入れたり、ライブとDJの中間のような感じでした。とにかくアッパー。盛り上げる盛り上げる。曲のいじり方は、そんなにバリエーション無かったけれど、テンポに合ってるんだか合ってないんだか微妙なタイミングで入れてくるショートループが大好きそうでした。最後にかけたwanderingは初めて聴いたリョウアライ曲であり、一時期あほみたいに聴きまくった曲でもあったので、めちゃめちゃ上がりました。リョウアライ優勝。

一転して、DJ mocoはゆっくりした曲をかけてました。割と俺の中でのDJ mocoの印象が攻撃的なDJだったので意外。三十分くらい聴いたところで帰りました。最後まで残ろうと思ってたんだけど、リョウアライで踊りすぎて疲れてしまいました。あー体力低下。

ちょっと文句のような駄目出しのようなことも書きましたが、どれも楽しかったですよ。褒めるのは苦手なんです。褒め上手になりたいです。