空の叙事詩

置田貴代美さんの写真に、西村さんのトランペットと、桑島さんのテルミンと、瀬尾さんのコントラバスと、俺のミキサーとで音楽をつけてスライドショーをやりました。街灯が意外と明るくて、投影した写真がちょっと見づらかったのが残念ですが、概ね良い結果が残せたんじゃないかと思います。演奏してたら、あっという間にスライドが終わってしまってビックリ。もっと一枚一枚じっくり見せていった方が良かったんじゃないかーと思ったんですが、それは自分が演奏もしてて忙しかったからであって、お客さん的にはあのペースで丁度良かったのかもしれません。自分の演奏については、あまり良くなかったような気がします。状況判断が凄い遅くて、写真にも演奏にも置いていかれてる様な気持ち。そんな感じで焦ってたせいもあって、あっという間に終わった気がしたのかも。

スライドショー後、置田さんの軽い質疑応答があって、今度は写真無しの演奏を何セットかやりました。桑島・瀬尾デュオ、西村・桑島・古立トリオ、瀬尾・古立デュオ、西村・瀬尾デュオ。自分の演奏に限って言えば、写真無しでやったセットの方がうまくやれてました。特に瀬尾さんとのデュオは、いままで体験した事の無いような状態になってかなり面白かったです。床の振動を凄い綺麗に拾えてたり、スピーカー同士の干渉を使ったり、なかなか変な感じの演奏が出来てたと思いますよ。

イベント終了後、何人かにどうやってやっていたのか質問されたので、実演して説明したんですけど、たぶんわかってくれてはいないだろうなー。何かよくわかんない機械でピーとかガーとか鳴らしてる人。くらいの理解で充分ですけどね。まあ、なんというか、そういう普段は全く接点の無さそうな人達の前で演奏できたというのが収穫でしょうか。こんな人もいるんですよって事で。