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坂田明&ジムオルーク

前売り4000円は高いなーと思ってたけど行って良かった。音楽的には、ほとんど全ての時間、ジムオルークが主導権を握っていたと思う。個人的には、弦にドライバーを押し当てたりアンプとフィードバックさせたりしていた、ノイズ的な演奏がとても良かった。スーパーボールでギターのボディを擦ったとき、思わず神田の方を見たら素晴らしい笑顔だったのも印象的。対して、坂田明の演奏は大して面白くなかった。普通。トークの方がクルクルパー感があって面白かったな。ステージ上では結構でかい人に見えてたんだけど、終演後ロビーで見かけた坂田さんはかなり背が低くてちょっとビックリした。

前座の「卑猥と科学」は、以前観たときから管楽器が一人増えてて、さらに音が団子になってた。誰が何を吹いてるのか良くわからない。そのゴチャッとした音が勢いになってたから、あれはあれで良いんだと思う。あと、フロントに管楽器が五人立っているせいで、後ろに座っている北川君が全く見えなかった。でも、北川君のギターが文字通り後ろから全てを支えているような感じがして、ああ北川君のギターは良いなあと思ったわけです。外山君の指揮は、あれ要らなくない?