Axel Dorner / 宇波拓
2007.08.11.sat
開場18:00 / 開演 18:30
会場:ATTIC (札幌市中央区南3条西6丁目長栄ビル4階)
料金:前売り2,500円 / 当日3,000円
出演:Axel Dornerソロ / 宇波拓ソロ / Axel Dorner + 宇波拓デュオ / dtn / 北川勇介
企画協力:hibarimusic / ATTIC / NMA
メール予約・問い合わせ:satoshi.kanda@gmail.com
チケット取り扱い:weird-meddle record / OTOGAKU / Records-Records南2条店
2006年に開始した即興演奏・実験音楽のシリーズ企画「音楽祭」の特別編として、ドイツからトランペット奏者のアクセル・ドゥナーと、東京からギター/コンピュータ奏者の宇波拓を迎える。アクセル+宇波デュオとそれぞれのソロ演奏に加え、札幌からは弱音電気即興トリオdtnとアコースティックギター奏者の北川勇介が出演する。札幌ではあまり体験できない繊細な演奏をお楽しみあれ。
Axel Dorner(アクセル・ドゥナー)
トランペット奏者。1964年ケルン生まれ。ベルリンのエクスペリメンタル・ミュージック・シーンを代表する音楽家。3つのバルブに加え、トロンボーンのようなスライドが付いたトランペットHOLTON ST303を駆使し、独自に見出したテクニックによって楽器本来のイメージからかけ離れた電子音や環境音のようなサウンドを構築する。ソロのほか、キース・ロウとのデュオや大友良英、Sachiko.M、マーティン・ブランドルマイヤー(ラディアン、トラピスト)とのカルテットをはじめ、ドイツ内外の数多くの音楽家と競演を重ねる。ジャズのフィールドにおいても、ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ、高瀬アキ・セクステットなど様々なグループで活動している。これまでに、大友良英が2005年1月に開催したOTOMO YOSHIHIDE’s NEW JAZZ FESTIVALへの参加をはじめ、多数来日。今回が初の札幌公演となる。
宇波拓
1976年生。主なプロジェクトに、「ホース」(7月にUNKNOWNMIX/HEADZよりアルバムリリース)、バスクのマッティンとの「死霊のコンピューター」、細馬宏通との「かえる目」など。共演者はラドゥ・マルファッティ、ニコス・ヴェリオティス、角田俊也、中尾勘二、豊田道倫など、多彩な顔ぶれ。2006年より、杉本拓、大蔵雅彦との月例企画「室内楽コンサート」を開催、作曲の比重がふえる。チューリッヒのチェロ奏者Stefan Thutのために”Stand”。CDに、杉本拓とのギターデュオ『天狗と狐』、ブーカード・シュタングルとのデュオ『i was』など。映画音楽に、古澤健『ロスト☆マイウェイ』(04年)、沖島勲『一万年、後・・・』(9月公開)。レーベル hibarimusic を主宰。昨年11月に引き続き、2度目の来札。
dtn
2003年に神谷泰史、古立太一、神田聡により、ミキサー発振やエフェクタ等を用いた路上演奏を目的に結成。以来、電気信号の視聴覚化、非楽音を用いた即興演奏、多量の小型スピーカを使用した音の空間的配置をテーマに活動。また、インスタレーション作品や音の出る小品の制作も行う。
北川勇介
1983年生まれ。大学入学後にジャズや即興をベースにライブ活動を開始。2006年、自信の参加するバンド『卑猥と科学』にて坂田明、ジムオルークDUOのオープニングアクトを務める。