qodibopの全国ツアーの最後で彼ら自身による企画。音楽的にかなりごちゃ混ぜな感じの出演者を集めていて企画としてかなり素敵でした。マイクジャックプロダクションと高橋幾郎が、フェスでもない普通のライブイベントで競演するなんて面白すぎです。
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来てくれた皆さんどうもありがとうございました。西村・神谷デュオ、桑島・古立デュオ、休憩を挟んでカルテットという順番での演奏でした。自分の手ごたえとしては、ところどころで新しい発見はあったものの全体的には低調な感じ。音の出し方を一つ一つ探りながら演奏しているような状態で、回りの音を聴く余裕がほとんどありませんでした。割といつもそうなんですが、つい自分の音だけに耳を集中させてしまうんですよね。現代っ子だから脳活動も自己中心的なんですかね。あと、一応は小音量というお題目があったはずなのに四人とも音大きめだったのが残念です。反省。
自分で作った曲なのに
~scape japan tour
ベリーグッドグッドな夜でした。jan jelinekもpoleもとてもジャーマンな音。二人も良かったんだけど、その二人の後ろでドラムを叩いていたstaticにMVPをあげたいです。機械のように正確なタイム感なんだけど、それに相反するようなグルーヴもあって感動しました。ドイツ万歳!jan jelinekの時は生ドラム以外にもパッドを叩いてシンセをトリガーしていて、そのチープな音色にもメロメロ。笑顔が元に戻りません。jan jelinekバンドのギターも手法はわからないけど不思議な音を出していて良かったし、poleバンドのベースは何故か音を歪ませていて謎面白いだけでなくサラッと当然のように軽やかにめちゃめちゃ上手くて脱帽、完敗。バンドメンバーと比べると、poleとjanはその場の音楽の主導権を握っていることは伝わってくるんだけど、演奏上はバンドの音にウワモノをのせているだけのように感じられてあまり目立っていなかったように思います。それはバンド全体で一つの音楽になっていたという証拠でありとても良いこと。体も脳も踊りすぎて汗びっしょりでした。
ほかの出演者についても軽く触れると、ON+NOは女声サンプルが蛇足に感じられたのとメロディ感が強すぎたのとでもったいないなあという感じ。ほとんど微動だにしない低音を鳴らしていたときは凄い良かったんですけどね。sofhesoは観るたびに変化していて今回は長い音が多かったような印象。それでもやっぱり色々な面での音の断絶がかんじられました。どうやったらあんなにギリギリの音の関係を作れるんだろう。地元の出演者の中では桁違いの良さ。