2006年のライブ納めはテニスコーツ at あぐら家具。あぐら家具は12kのイベントでも大変お世話になった会場です。立ち見でほぼぎっしりだったから100人くらい入ってたのかな。
最初がmoskitoo。ビート感が前より強くなったような気がするけれど、歌が埋もれてしまうようなことも無くバランス良く聴けた。moskitooさんは割とささやき系の歌い方なので、トラックに負けがちな印象だったのです。なんか一曲すごい拍子とりずらそうな曲があって、その曲が良かった。
次がNYABAROBA。qodibopの本山君のギターと、今はディスチャーミング・マンにいるらしい高橋君のギターと、名前はわからないけれどドラムという三人組。ギターが二人ともミニマルでサイケな演奏だったので割と好き。特に最後の曲が良かった。これは是非また観たい。
高橋幾郎ソロ。大量の防犯ブザーや発振器などを使用した演奏に、謎の機械が増えていた。電動歯ブラシのブラシ部分が傾いた円盤になっていて、その円盤がレーダーのアンテナみたいにクルクル回る謎の機械。この機械も十個くらいあったのだけど、どういう役割を果たしていたのか良く分からない。多分あれ自体から音は出てなかったと思うので、円盤の回転で音の干渉具合を変えていたのだろうか。幾郎さんのこの演奏はプラスチックシアター、メドル、カウンターアクション、あぐら家具で体験しているけれど、狭い会場が合っていると思う。あぐらは空間が大きすぎて音の充満感がいまいちだった。
テニスコーツ+高橋幾郎。途中までしか観られなかったけれど、全然普通に楽しめたのが意外だった。なんだかんだでテニスコーツのライブ観るのも5回目くらいだからいい加減楽しみ方が分かってきたのだろうか。曲名分からないけど、一曲さやさんの歌でちょっと泣きそうになったりもした。こういうのも「継続は力なり」と言うんでしょうか。