ハヤカワから出ているマンガ。FADERのマンガ特集に載っているのを見て絵に惹かれて買ったんだけど、中身も中々良かった。高校受験前の中学生が火星人と戦って地球を守るために村を出て行くというような冒険+青春物語!になるはずが、妙に醒めていてネットで情報を探すばかりの男の子や、地球侵略に来た火星人をかわいいと言って抱きしめてしまう女の子がいて、ストレートに盛り上がらない。そこらへんの感覚が現代的だなあと思った。ちなみに、このマンガは星雲賞を取ったらしいんだけど、星雲賞ってSF界ではどれくらいの権威がある賞なの?
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「西島大介 / 凹村戦争」への2件の返信
星雲賞は出版社などの賞ではなく
日本SF大会の参加者の投票によって決まるので
「ファンが選んだ今年度作品」みたいな感じですね。
権威はわかりませんが、知名度は高いです。
>はづきさん
なるほど。出版社が決める賞よりもファン投票による賞の方が、生の意見が反映されていそうで個人的には信頼できる気がします。
そういえば本借りっぱなしですね。メールします。