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Stephen Baxter / FLUX


中性子星のマントルに生息する全長10マイクロメートルの人類(?)のお話。話の始まりから既に世界は終わりかけていて、危機を如何に乗り越えるかというような粗筋なのだけれど、話の進め方が凡庸というか、ありきたりな感じでいまいち面白くない。ただ舞台設定が空想の世界であるというだけ。物語の中で一番重要だった問題の解決方法も、なんとなく勢いと運だけでなんとかなっちゃったような印象だった。

どんなに科学技術が発展していても、どんなに過去の話でも、宇宙に進出していてもいいから、地球と大体同じ物理法則の働く世界で、自分と同じ人間が出てくる話じゃないと、話に入り込めない。俺の想像力が足りないのかな。

「Stephen Baxter / FLUX」への2件の返信

そんなあなたにはディアスポラがCHO→お勧め。
こないだ読み終えたんだけど、ハードSFとSF小説を足して2で割ってハードSFを足してからハードSFをふりかけた感じでとてもよかったです。

それはもう生粋のハードSFっていうことでしょ?

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