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wrong movements 17

朝ばたばたしていてPCM-D50を忘れてしまい録音できなかったのが悔やまれる。

一番目はもっちゃんで、前回と同じように機材はギターとエフェクターのみ。相変わらず動きと釣り合っていないギターらしからぬ音で始まり、後半はフィードバックに寄って行く。前と比べると音が大きかったこともあってか、何じゃこりゃという感じは薄れていたように思うけどやっぱり変ではある。

二番目はえにし。ブース内でおそらく座って演奏しているのでほとんど見えない。立ち上がってゴングに振動子をあてているときや立ち上がって大きめのおりんを叩いているときしか見えない。見えないという事だけで言えばエイフェックスツインだとか思ったけどそんなわけない。隙がない好きが詰まっている演奏でとても良かった。

三番目はsofheso。わりと高域に意識的な構成だったように思う。一時期のテクノ一直線だった頃よりまた少し不定形な雰囲気も戻っていたのが嬉しい。なんかもう安心して楽しんで踊って聴いて自分の演奏前の緊張感を和らげられたのでこの順番で良かった。

四番目は古立+河口デュオ。sofhesoが終わってすぐ、河口君が準備する前に勝手に音を出して演奏を始めた。いくつか演奏状の制限を設定しておおまかな方向性を話していたので破綻する事無くある程度の質を保ったままで最後まで演奏できたと思う。演奏後の満足感が高いときは録音を聴き直すとそうでもないことが多いので、今回は録音できなかった事が良いのかもしれない。後でがっかりしなくて。

最後は幾郎さん。大量のオシレータにひとつずつ電池を繋いで音を出していくのはいつも通りで、今回はサンプラーから低音も出していた。その低音は音量変化と若干ブチブチ鳴らしている箇所があってループ感がはっきりとあり、総体として音楽らしさが立っていたように思う。クラブだからということを意識したんだろうか。

ライブ五組だけだったので11時過ぎには撤収完了。クラブなのに。早く終わるのは健康的でとても良いと思いました。

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(They Live) In C vol.2

塁君企画の第二弾。BAMU、アプト、まるす、paradise lost、全員という順番で電子音を中心にまるすが弾き語りでアクセントをつけていた。BAMUの演奏であらかじめシーケンスを組んだようなブチブチしたビートらしき部分があったのだけど、MS20のLFOを手動で動かしてたそうで、演奏のスキルというか自分の機材への習熟度が高いということに感心した。アプトはサンプラーでシーケンスを組んでたのか、ある程度の定型を作ってキープしたうえでサンプルやシンセで音を足し一段落したら次の定型へ移るというような演奏で、定型同士の間に繋がりをあまり感じられないところと一つの定型の中ではほぼ展開が無いところが面白かった。to rococo rotのkolner brettみたいな印象。とても良い。まるすはギターが下手で歌が下手な弾き語りでへろへろなところが良いとされているのだろうけれど好きにはなれない。聴きたくなくて外に出るほどではないけれど。paradise lostはまああれだいつもの塁君。ていうか始まって割とすぐに寝てしまったのであまり覚えていない。すいません。最後の全員の演奏も始まった事は覚えていて終わったところも覚えているのだけど中間を全く覚えていないので多分寝てしまったものと思われます。すいません。大きい音を聴くと眠くなりますよね。

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2008.5.5

スピリチュアルラウンジにジェラスガイなどのライブを観に行く。ジェラスガイは今まで観た中で一番良かったように思う。サンプラーの手打ちビートあり、MIDIコンでPCからの音をいじったり、フェーダーボード使ったり、機材が横に広く並べられているのでちょこちょこ移動していて、移動と展開がある程度結びついていたのが効果的だった。出音に手の動きを感じられたのも。あとあれですね、一通り一人での演奏が終わってよしこさんを呼ぶときの「よしこー」という呼びかけが、出かける準備に手間取っている子供を急かす母親みたいな口調で、なおかつ呼びかけてからよしこさんが出てくるまで一分くらい間があって、やっと出てきたよしこさんは星形だったかハート形のサングラスをかけていて、よしこさんがボーカルで参加した曲はボーカルが入ったからなのかボーカルが入ることを意識して作っていたからなのか色んなバランスが丁度良くて、何が丁度良いのかこれだけでは伝わらないだろうし全編あの感じは難しいというか大変そうだけど締めの一曲には最高だったんじゃなかろうか。

水玉さがしを観るのは多分3年ぶりくらいで、多分3年くらい前は歌ものなんてとか思っていた頃でまともに聴いてもいなかったんじゃないだろうか。dtnだったかgnat!で対バンしたような記憶はあるのにどんなだったか全然覚えていなくて申し訳ない。と思ったからということは全く関係なく、今回ちゃんと聴いてみて良いバンドだなーと思った。のはメンバーみんな演奏が上手くて一人一人が安定しているだけじゃなくてバンドとしてしっかり固まっている感じがしたことと、多分それとも関係して貫禄があったこと、あとは面白い展開の曲があったからだと思う。家で聴くかといえば聴かないだろうけどライブはまた観たい。

二月のコーノさん企画で初めて観て面白かったteens talks sexはステージではなくフロアの真ん中にドラムを組んでドラムとギターが向かい合って演奏。多分二曲目が二月に観て良かったと思った曲であの曲はやっぱり良かった。最後高橋君がバスドラに飛び乗って一回戻ってもう一回飛び乗って何か続くのかと思ったらバランス崩してハイハットを巻き込んで倒れて終わったのは良いオチなのかどうかわからないけれど個人的にはちょっと残念な感じがしないでも無い。一回目バスドラに飛び乗った時点でばしっと終わった方が綺麗だったんじゃないかなー。熱狂的にはまる程じゃないけどちょこちょこ観に行きたい感じではある。

スピリチュアル行く前にメドルでレコード購入。

  • jay haze / berlin pimpin love affair / musikklause
  • slg / earthworm / trapez
  • tadeo / cosmos remix / apnea
  • afternoon coffee boys / busted speaker brew ep / clink
  • slg / invisible ep / level rec
  • damian schwartz / morado all estar / cmyk
  • dinky dog, magda, pheek / minus25lp / minus
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2008.4.29

橋本君の家に帰り着いて寝たのが5時半くらいで起きたら10時半くらい。11時くらいに家を出て吉祥寺に行きカレーを食べて無印に寄って井の頭公園を一周してベンチでひなたぼっこして新宿に向かいディスクユニオンへ行く。とりあえず本館?本店?に特に期待もせずに行ってみたら正直なめてましたと謝りたくなるくらい色々あって、でも手持ちのお金はそんなに無くて、この後クラブミュージック館?クラブミュージック店?も見たいので三枚だけに抑えておく。クラブミュージック館?クラブミュージック店?に行ってみたらまたも目白押しで、でも既に本館?本店?で三枚買っていて本当に残金が厳しかったのでレコード一枚(というか三枚組のLP)だけ購入。東京のCD/レコード屋は誘惑が多過ぎて困る。メドルの誘惑だけでも金銭的なキャパを超えていると言うのに。オトガクも欲しいものがありすぎて逆に行けないというのに。東京は怖い街だ。新宿駅で橋本君と別れて品川で京急に乗り換えて羽田空港へ。品川駅のパン屋で買ったパンは値段ほどの満足感が無かった。パン屋ではイソップが好きだな。特にクロワッサンが最高。千歳に着いたらとても寒くてこれだから亜寒帯はとか思ってしまった。札幌駅で地下鉄東豊線に乗り換え、豊水すすきので降りてプラスチックシアターへ直行。入ってすぐ音良いわーと思ったのはリキッドルームと比べてしまったから。照明系がパワーアップしててミラーボールが明るすぎるくらい明るくなっているだけでなくレーザーまで導入されていてとにかく明るい。クラブとしては明る過ぎるんじゃないかと思うのだけどどうなんだろう。イイオカ君がplastic starのalva noto remixをかけていて最高でした。クラブの出音であの曲を聴いているとbyetoneのライブ姿が思い出されて何故olaf bendorは常に半身だったのだろうかと謎。格闘技の構えみたいな感じでラップトップに相対しているのは面白いけどやっぱり謎。yutoのライブはwrong movementsの時と比べると圧倒的に音がでかくて、音がでかいからかどうかわからないけれど二人とも調子良さそうで、wrong movementsの時と比べるとアッパーな演奏だった。bamu主体でもなくsofheso主体でもなく単にbamu+sofhesoというわけでももちろんなくてyutoになっているのが良いことだと思う。やー最高です。anosのライブは鍵盤弾いてなくて曲調も結構前に観たときとは変わってきていて面白かった。ミキサーからエフェクターを通してフィードバックさせてるところがあってぐっと来たのは完全に趣味の問題だけどやっぱり親近感を感じてしまうなあ。疲れがピークを振り切っていたので帰宅して即就寝。

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2008.4.28

朝、仕事に出かける橋本君について家を出て駅までの道を確認する。とりあえず阿佐ヶ谷駅には辿り着けて、そのまま反対側のパールなんたらというアーケードをぶらぶら歩いてみる。時間が早くてほとんどの店が開いていない。途中にあったお米屋さんのおにぎりがおいしそうだったので帰りに買おうと思う。アーケードの端まで行くと青梅街道だったかという太い通りに出たので橋本君の家に戻れそうな方向に曲がってみる。ふらーっと歩き続けていたら荻窪駅に辿り着いてしまい、確か荻窪駅は阿佐ヶ谷の次の駅だという記憶と、また青梅街道とパールなんたらを歩いて阿佐ヶ谷駅まで戻るのが面倒だという判断から一駅だけ電車に乗る。ここで電車に乗ったためにお米屋さんのおにぎりを買えなかったけれど仕方が無い。阿佐ヶ谷駅から橋本君の家までの道はばっちり覚えていた。よつばとを読みながらご飯食べて昼寝。起きたら17時くらい。勝手にPCを起動して、阿佐ヶ谷から恵比寿までの所要時間だとか、恵比寿からの始発だとかを調べる。仕事が終わった橋本君に鍵を返して高円寺までガード下を歩いてガード下にある高校の横を通って円盤の看板を見て中華料理屋でごはん。麻婆豆腐がむやみに辛くてかなり美味しかった。橋本君と高円寺駅で別れて恵比寿へ。リキッドルームに着いたらまだちょっと早くて20分くらいぼんやり待つ。確か21時に開場して入場してTシャツ買って早速着ようかどうか迷って既に着ている人が何人もいたので着ないことにしてリキッド狭いしPAちっちぇえと思っていたらそれは二階だからでサブフロアというかラウンジだったわけですね。一階がメインフロアかと気づいて降りて二重になっている暗幕を抜けて完全暗転はベッシーで池田亮司のライブ以来だなーと思ってわくわくしながらフロアについてみたら、なんか音があまり良くないように感じて聴いてる位置の問題かと思って色々移動してみてもここならばっちりという感じにはならなくて、低音と中高音が分離しすぎちゃっているようなバランスの悪さを感じたのと、音量は出ているのだけど音圧があまり無いような物足りない感じ。会場が広いから?autechreのライブはある種予想通りで意外性はあまり感じなかったけれどファンだから単純に聴けて良かった。意外性という意味ではmassonixの方が映像も使ってて面白かったと思う。autechreのライブでメインフロアは終わり(確か2時くらい)だったので二階に戻りmassonixやrob hallのdjを聴く。途中タイカレーを食べて座っていたら眠ってしまい気づいたら4時半くらい。始発が動いている時間だったのでリキッドルームを出て駅に向かい新宿で乗り換えて阿佐ヶ谷で降りて橋本君の家に戻り眠る。