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2008.06.29 (They Live) In C vol.3

神谷とイエローでカレーを食べてからカウンターアクションへ行く。一番目がモスマンモスマン。じゃなくてサバイバルマン。いつのまにかベースが入っていてドラムがいなくなっていて高橋君はサンプラーを使わなくなっていた。終始ギターが爆音で中域を埋め尽くしていて、カウンターアクションは中域が強くて、つまりギター以外の音があまり聴こえなかったのだけど、返しではシーケンスも結構聴こえていたのだろうか。トヘゾーさんは自分で鳴らしているビートに合わせて揺れていた。ちょっと一本調子過ぎる感じがしたのもあって、ドッドドのときの方が良かったように思う。二番目が角煮で、尾崎がベース、前田さんがドラム。演奏技術がどうこういう音楽じゃないとはいえ、今までと楽器が変わっているのにちゃんと角煮だったのは結構すごいんじゃなかろうか。歌やパフォーマンスだけで角煮になるわけでもなし。二人とも今回の楽器が上手いわけでもなし。角煮の本質みたいなのを掴んでるんだろうなー。三番目がqodibopで、前半がシーケンス多めで打ち込みバンドっぽい感じで、後半がシーケンス少なめというかほぼ無しでよりバンドっぽい感じ。なんとなく、最近のqoはちょっとずらすのが好きなんじゃないかという気がする。タイミングをちょっとずらす。音の組み合わせをちょっとずらす。ずれたところから広がる。みたいな。最後がAcid Mother Temple & The Cosmic Inferno。音の大きいサイケ?ジャム?バンド。まず見た目が仙人みたいな白髪の長髪+白ヒゲのシンセの人にやられる。悟りを開いてるような風貌で鳴らす音はサイケデリックで、テリー・ライリーもこんな人なんかなーとぼんやり思う。ほかのメンバーもキャッチーな見た目だったけど割愛。演奏としては、一曲3〜40分くらいの部分部分はミニマルで全体としてはかなり展開して行ってハマる感じ。というか仙人が楽しそうにサイケな音を数十分も演奏してたら惹き込まれるのは仕方ない。アシッドでコズミックすぎて次の日は耳鳴りが消えなかった。音源で聴くかっつうとまず聴かないけどライブは楽し過ぎる。

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2008.06.28

午前中、amazonからマンガが届き、12kからCDが届く。夕方、メドルへ行きCDなどを購入する。その後CAI02へ行き神谷泰史と佐藤史恵の二人展を覗く。神谷のは段ボールを直方体状にみっしり糊付した中に何か音の出る仕組みを仕込んでいて、壁際に吊るされたマイクで拾った音をミキサーで増幅した上で鳴らしていた。らしい。というのは、段ボールに耳をくっつけても音が聴こえなかったから「らしい」としか書けない。段ボールを直方体状にみっしり糊付することで穴があいている側が面を構成していて、耳を近づけたときの吸音効果は感じられる。ただ、鳴っているという音は聴こえない。余裕があればもう一回行ってみる。佐藤史恵のは、針金でつくった卵型の構造に白い毛糸や綿を組み合わせて繭状にしたものと、iPodに繋がったヘッドホンで聴く足音もしくは心音らしき音の組み合わせ。神谷にはヘッドホンをして繭に入るものだと言われてその通りにしてみたら、スタッフらしき人に入ると危ないですよと言われる。まんまとはめられた。CAI02を出て、ハンズの向かいあたりにあったブックオフ跡地のローソンに入ってあんこギッフェリとリンゴパイを買い、ベンベラでカレーを食べる。Bembera No.5スープのダブルチキンベジタブル辛さ1。チキン2本は多かったけど、ポーク2倍とかじゃなくてまだ助かった。高橋と一緒に再びメドルへ行き、高橋がモエレのCDを買っている間にコウノさんとテキトーな会話を繰り広げる。メドルを出てステラのHMVへ行き、高橋がSHING02と電気グルーブのCDを買うのを見守る。一旦帰宅しWiiリモコンを持って高橋家へ向かう。ついに自分のWiiリモコンでWiiのゲームをしてしまった。家にいながら世界中の人と対戦できるってのはすごいなーと改めて思う。マリオカートの対戦で選ばれるコースがレインボーロードになる割合が高くて、レインボーロードだけはコースを覚えた。マリオカートを堪能した後はMiiを作ってWiiリモコンに転送。スーパーで買い物をして帰宅。

  • BYETONE / DEATHOFATYPOGRAPHER / raster-noton
  • Ryoji Ikeda / test pattern / raster-noton
  • Pekka Airaksinen / Madam I’m Madam / LOVE Records
  • plastikman / nostalgik.2 / minus
  • Miki Yui / LUPE LUEP PEUL EPUL / line
  • chessmachine / live in los angels / line
  • William Basinski + Richard Chartier / Untitled 1-3 / line
  • v.a. / two point two / 12k/line
  • sawako / bitter sweet / 12k
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2008.06.16

神田の出勤と合わせて神田家を出る。通勤ラッシュの電車に乗りたくなかったので渋谷駅まで歩いてみたら思ってたより近くて、でも暑いので疲れてスタバで休憩。映画でも見て時間つぶすかと言いながら代々木公園に移動してベンチでぼんやりする。代々木公園から出たところでなんとなく明治神宮に向かってみる。正月にテレビで見た事ある場所だと思いながらお賽銭を投げ入れてみる。原宿駅と代々木駅のあいだだったのでどうせなら新宿まで歩く事にする。高島屋の東急ハンズで1分/3分/5分がひとつにまとまった砂時計を買いそうになるが踏みとどまって、上の階にある値段だけは立派な店で昼食。ディスクユニオンでひとしきり散財してから原宿Five-Gをちらっと覗く。このあたりで疲れてしまったので早めに空港へ向かう。ロビーで無線LANがつながることを発見して嬉しくなり無駄にustしてみたり、ユニオンで買ったCDをiTunesに取り込んだりして過ごす。飛行機は若干出発が遅れた。千歳から空港バスで北24条に向かい帰宅。ちょっと休んでからスーパーに買い物に行って洗濯して寝る。

  • v.a. / modlaion & transformation 4 / mille plateaux
  • shuttle358 / understanding wildlife / mille plateaux
  • mikael stavostrand / reduce / force inc
  • opto / 2nd / hobby industries
  • si-cut.db / from tears: beach archive / BiP-HOp
  • kit clayton / when cedars fall / soul jazz
  • kit clayton / The Angular Adventures Of Kit Clayton In The Land Of Sound And Shape / parallel recordings
  • richie hawtin / orange / minus
  • squarepusher / vic acid / warp
  • someone else + mistake / rip it cookie muenster ep / foundsound
  • farben / the sampling matters ep / klang elektronik
  • DSP Speedwagon / What Happened / trapez
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2008.06.15

朝、おいしい朝食を頂く。たまにDVDを見ながらマンガを読み続ける。神田の焼いたパンを頂く。うまい。できれば頂きたくなかったジンギスカンキャラメルを頂くかわりにアスカさんの焼いたパンも頂く。うまい。夕方、斉藤の結婚式の二次会に向かう。Tシャツでも暑いのにスーツでネクタイも締めていたので大変暑かった。会場入り口でポラロイドじゃなくてチェキを撮られてコメントを書き込む。スライドショーの中に、美唄に行ったときの写真とかRSRで牧草ロールの上に乗っている写真とかが入っていて懐かしい。途中アルカリが一曲だけ演奏していたのだけど、アルカリの曲は暗めなのであまり結婚式向きではないなーと思った。それより健太のドラムがオーバーアクション過ぎて笑ってしまった。新郎もバンドをやっていたらしく、新郎のバンドメンバーも出席していたらしく、急遽新郎のバンドも一曲だけ演奏する事になった。そしたらハードコアだった。つぶした声で叫んでいる。これも結婚式向きではない。入りのBGMがミスチルとかだったのはネコかぶってただけなのか。二次会だから何でも良いのか。何にしろ面白かったから良かった。帰り、ひどく具合悪そうな神谷を見送って、くどくてしょっぱくて高いカレーを食べて、神田家に戻ってマンガを読んで寝る。神田家に行ったらマンガ読んでばっかりだ。ラウンダバウトとムーたちが面白かったので買おうと思う。

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2008.06.14

北24条から空港バスに乗り千歳へ向かう。高速に乗るまでは普通の路線バスの停留所にも何カ所か停まり、普通の路線バスと間違えて乗ろうとするおばちゃんが数人いて、その度に運転手が「千歳空港行きですよ」と確認していた。千歳空港では神田家へのお土産として鮭トバを買う。二枚におろして切れ目だけ入れてそのまま干したと思しき、良くあるスティック状の鮭トバの両端に頭と尾が残っていて繋がっているという見た目のインパクト重視で選択。実際これは受けたので良かった。神田もこれはお土産として使えると思ったのか「これいくら?」と普通に聞かれたのだけど、お土産を渡した相手に金額を教えていいもんなんだろうか。たしか2,000円いくかいかないかくらいだったと思います。前の便の到着が遅れたために我々の便の出発も玉突き的に遅れ、羽田の着陸許可もなかなか出なくてぐるぐる回って、結局定刻の30分遅れで到着。京急で品川まで行き山手線に乗り換え、代々木で総武線に乗り換えるはずが降りれなくて新宿で降りる。人力駅探=神田の助けで新宿も総武線が通っていることがわかり、総武線で千駄ヶ谷へ向かう。駅で神田と合流しループラインへ。途中の会話「神谷は来ないの?」「なんか別のイベント行ってるみたい」「なんの?」「カタカナだったからなんか外人の」「いや、カタカナだからって日本人のユニット名かもしれないよ」「いや、カタカナ2つだったから外人だって」「ああ、ドラゴンアッシュとかね」「そうそう、あいつ(ふるやけんじ)二重だから」。あとで確認したところ、神谷はスーパーデラックスにクリストファーウィリッツを見に行っていたようで、たしかに外人だった。ループラインで河野さんと札幌が寒いのか東京が暑いのかなどどうでもいい話をする。展示をしている人(名前失念)が展示物を一つ一つ説明して実演して回る。一本のテープを2つのレコーダーに通して、それぞれのレコーダーからスピーカーに出力、スピーカーのすぐ上にスネアを置いて響き線に共鳴させるやつが好きだった。おそらくテープの内容はスネアを演奏したもので、小さなスピーカーでは録音されたスネアのアタックしか鳴らせない=スピーカーの上にあるスネアの響き線に対するトリガーとして機能する。一本のテープが2つのレコーダーで共有されているので、2つのスネアは時間のずれを伴って同じシーケンスを鳴らす。かといえばそうでもなくて、レコーダーの機種が違うとか経年劣化とかたぶん色々合ってテープスピードが一致していないせいで同じなんだけど同じではないような聴こえ方がする。というあたりが面白かった。河野さんとaenさんのデュオは、aenさんが音を止めて終わる雰囲気になったのを河野さんが終わったと判断してテレコを止めたところからaenさんがそこまでの演奏の録音を再生して続行した後の河野さんの焦っている感じがわかりやすくて面白かった。俺は、焦った後というか想定していない事が起きた後にどう対応していくかを見るのが好きなんだと思う。ハタノさんというチェロ弾き語りの女性は、やりたい事と演奏技術が釣り合っていないように感じてほとんど楽しめなかった。ところどころ音を外したりしていたのが「味」として良い方向に作用する音楽であれば良かったんだけど。展示をしている人(名前失念)は、テープ+レコーダー+スピーカー+スネアの展示物と自身が演奏するスネアで共演するようなのはそれなりに面白かったと思う。スネアばっかりの状況とか。その後のギター弾き語り、ハタノさんとのデュオはそうでもない。あ、でも歌に感情がこもっていなさそうなところは悪くなかったのかもしれない。終了後aenさんと河野さんと少し話してループラインを出る。中目黒で神谷と合流してファミレス的な定食屋へ行くと、水が不味い。ナチュラルローソンに寄って神田家に行き少しマンガを読んでから寝る。